────── 映画友達上映VOL.12 ──────

青春は怪奇と紙一重。危うくて怪しくてキテレツでしかもみずみずしい──。

高校1年陸上部、松井千代の周りがざわめきだした。親友冴子の肌をあこがれの山下先輩の指がつたう…クラスメート岡崎と担任の女教師牛山がキスしている…夕暮れの校庭を伝説の先輩が奇声を上げて走りまわっている…そして体育器具室に男子陸上部の秘宝「黄金の砲丸」が転がり出た!「私、見ちゃったんです!」千代は、大混乱の青春の焦燥を二者面談で牛山にぶつける。キスをめぐるオムニバス「桃まつりpresents Kiss!」の一編として製作されたキュートで不気味な学園ラブコメディ。

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『収穫』2009/26min/DV/16:9

 【staff】監督・脚本:粟津慶子 制作矢野由紀、小嶋洋平 撮影小出豊 照明宮本亮 録音・整音黄永昌 音楽竹内一弘 衣装本間幸子、長島良江 助監督本多夏夫 協力:中田美紀、伯野祥展、太田 信裕 スチール浅見友紀乃

【cast】麻生絵里子 波多野桃子 広瀬斗史輝 夛留見啓助 埜本佳菜美 おぞねせいこ 佐藤貢三

cast profile ────────

麻生絵里子1966年生まれ。京都府出身。1989年劇団東京乾電池入団。主な出演作品「夏の夜の夢」(01/柄本明演出)、「愛とその他」(08/加藤一浩 作・演出)

波多野桃子1993年生まれ。東京都出身。主な出演作品『恐怖』(10/高橋洋監督)、『電撃』(11/渡辺あい監督)

広瀬斗史輝1987年生まれ。福岡県出身。主な出演作品『DIVE』(08/熊澤尚人監督)、「Q.E.D.証明終了」(09/NHK)、『CREEP』(07/酒井耕監督・東京芸術大学大学院製作)、『錨を投げろ』(08/船曳真珠監督・東京芸術大学大学院製作)


出会うべくして出会ってしまった「四谷怪談」とマルクス兄弟… 何の事だか「?」でもオッケー。 日本一有名かつ最恐といわれる鶴屋南北の怪談を、みんなが大好きなお化けコメディとしてリノベーションしたホットなニューシネマ──。ご存知おイワさんとの結婚を望んでいるが許されない浪人イエモン。下男でありながら主人の妹娘(しかも人妻)おソデに岡惚れしているハーポ直助。 折しも敵方に殺された殿様の仇討騒ぎに巻き込まれたイエモンと直助の欲望が暴走してお望みどおりに脱線する。悪党どもの計略に、 あんなにおしとやかだったおイワさんの運命やいかに! 仇討はどうする!

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『マルクス四谷怪談の巻』2013/47min/MiniDV/スタンダード

 【staff】演出・編集・整音:西山朱子 脚本・撮影:西山洋市 録音:黄永昌、高島良太、海田晃弘 美術:隈弥生 応援:川井祟満、長島良江

【cast】岡田雄介 西山朱子 別府裕美子 名久井茉菜 粟津慶子 内木英二 とちかねたくま

海田晃弘 布川恵太 四宮秀俊 西口浩一郎 ゴン・ユソン 金子一石 

cast profile ────────

岡田雄介(イエモン):制作『West Mountain01 突破口』(11)、『West Mountain02 父の夢』(12)
 出演『吸血鬼ハンターの逆襲』(西山洋市/08)、『菊と桜』(西山洋市/11)など

西山朱子(ハーポ直助):監督『首切姫彼岸花釣』(10)
 出演 西山洋市作品『桶屋』(00)、『稲妻ルーシー』・『稲妻INAZUMA(04)、『死なば諸共』(06)、『菊と桜』(西山洋市/11)。『蜘蛛の国の女王』(常本琢招/09)、『それを何と呼ぶ?』(長島良江/09)、『the place named(小森はるか/12)など

別府裕美子(イワ):監督『五尺三寸』(04/みちのく国際ミステリー映画祭角川オフシアターコンペティション入選、ぐんまショートフィルムコンクールグランプリ)、『地獄の門』(06)、『クシコスポスト』(09/海外映画祭でも上映)
 役者活動はしていないが、時たま出演もする

名久井茉那(ソデ)出演『kasanegafuti(西山洋市/12)
布川恵太(四谷左門):出演『INAZUMA 稲妻』(西山洋市/04)など
四宮秀俊(与茂七):照明『モノクロームの少女』(五藤利弘/09)
 撮影『それを何と呼ぶ?』(長島良江/09)、『怒る西行』(沖島勲/09)、『スリー☆ポイント』(山本政志/11)、『へんげ』(大畑創/11)、『Playback(三宅唱/12)など
とちかねたくま・栩兼拓磨(小平):監督『タートルマウンテン』(09)
西口浩一郎(三太):出演『西みがき』(井川耕一郎/06)、『吸血鬼ハンターの逆襲』(西山洋市/08)、『BMG(松浦博直
/09)
ゴン・ユソン(お梅):映画初出演。韓国からの留学生
粟津慶子(桔梗):監督『犬情』(03)、『収穫』(09)
内木英二
(モロノウ):出演『運命人間』(西山洋市/04)、『0093 女王陛下の草刈正雄』(篠崎誠/07)、『イエローキッド』(真利子哲也/09)、『kasanegafuti(西山洋市/12)など
海田晃弘(ハンガン):監督『パメラ・ジオキシン』(麻生忠・平澤博・蓼沼風太・宮崎大祐と共同監督/11)、『殺しのライセンス』(12)
 出演『タートルマウンテン』(とちかねたくま/09)、『荒野のゴーストライター』(西山洋市/11)、『west mountain01 突破口』(West Mountain/11)、『west mountain02父の夢』
(West Mountain/12)
金子一石(薬屋):監督『結晶作用・ダイアモンドの出来るまで』(10)

 

『マルクス四谷怪談の巻』の演出について   西山朱子

  

『マルクス四谷怪談の巻』は、鶴屋南北(1755-1829)の歌舞伎台本『東海道四谷怪談』の登場人物にコメディ俳優・マルクス兄弟の二人をmixした(イエモン+グルーチョ、直助+ハーポ)ら成った、不思議な脚本を西山洋市さんから託され、演出した映画です。

この不思議さは、“南北特有の綯い交ぜ”(南北は殊にベクトルが逆のものを同時に描く綯い交ぜを多用した。例:葬式と結婚式が同時に行われる、姫君が遊女になったり…etc)が四谷怪談にあるというのに更に、江戸時代という和の設定にマルクス兄弟という洋がブチ込まれ(時制も戦い合う)、怪談にコメディーセンスがブチ込まれ、それでいてストーリーが破綻するどころかおかげで展開してゆく─、そして、ナンセンスが発する底抜けな陽気に満ちたものでした。

これを具象に立ち上げてゆく作業は、まずは小道具、衣装のチョイスから始まり、美術を担当して下さった隈弥生さんの勢いに押されて進んでゆきました。隈さんからは時代劇サイドからの量と種類が湧き出る泉のように提案され、上記のように様々なベクトルが混在している『マルクス四谷怪談の巻』に必要かどうか、また、衣装はそれぞれのキャラクターに合うかどうか、時代劇の比重を推し量りながら、“要る要らない”と“着たり脱いだり”を繰り返し、ようよう外形的に整えてゆきました。

江戸時代の時代劇であってマルクス兄弟がいて怖くてコメディーにしなくては面白くならない、と、脚本からなぜか感じてしまう「作りの要請」は、参加者皆の無意識にも働きかけていたと感じています。明らかに衣装等の外形的な混在を見せるだけでは脚本の面白さを具象化できない、演技でやりたい、という意気を読み合わせの段階から感じました。

セリフは全体が江戸言葉に寄ったもので、時折り流麗な歌舞伎調。そして現代にすり寄った笑いを誘う個所は一つもないというのに何故かポップな匂いが立ってくる…、そこを捕まえねばなりません。

また、私たちの肉体は、モンゴロイドとしての器質的な動かし方があり、そこに文化的・社会的な動かし方が加わっています。そこに個人的な動かし方が加わり、おのおのの個性と呼ばれるものが現されています。この段階を(私の頭の中で)踏まえ、出演者に備わっているものを利用して演技して頂こうと考えました。

これは時代劇ですよ!という印を刻むために時代劇の型を拝借しながらも使い過ぎず、また現代のモードに媚びないラインに落とし込む、けれど現代の印を刻む。役を演じることによって出てくる演じ手自身の魅力を飛躍させたり逆に戦わさせたり、そんな試みがご覧いただけると思います。

 

具体的にちょっと書きますね。

 

主人公イエモンとイワの結婚を認めない兄・四谷左門は布川恵太さんに演じて頂いたのですが、左門は嫌味で高圧的な人物です。が、それだけでは、ストーリーの役割としては十分でも脚本から感じるキャラクターの面白さに繋がってゆきません。どうやるか。布川君は左門と真逆の人物なので、それを利用して仕上げる模索が始まりました。

読み合わせで左門的な高圧さが出るようセリフの調子(声色とメロディー)を工夫しましたが、どこか足りない、どうしよう、ま、何とかなるか、と現場に臨みました。セリフに高圧さへの背伸び感を含ませて喋ってもらうのも手ですが、違う。高圧的に言うときは大いにやって貰わねば面白くないという勘を信じながら、また、目線の指示をしながら、もっとキャラクターにとって核心的なことをどこかでやらねばならない、と撮影を進めてゆくうち、下男ハーポ直助に伝令を命じて一人ぼっちになった短い瞬間、人と会話をするときには威圧的なのに一人取り残されると所在無げになる左門の姿を発見し、あ、面白い、といただきました。そりゃ威圧感というものは相手がいてこそ出せるものですが、常に毛穴からしゅーしゅーと、犬猫小鳥までをも威嚇している人物ではなく、一人になったらどこか頼り無げな人物として映すことが出来ました。

また、これも短いショットですが、妹イワとの結婚の許しをエサにイエモンを仇討ちに同行させながらも、「仇討ちが成就しなければお前とは何の関係もない。無駄口をきくな」と命じて背を向ける向き方が、まー絶妙な感じに掬い撮れました。言うけど逃げるように背を向けるニュアンスです。こうしてハリボテの高圧さのある珍奇な人物が、布川君自身の、左門と真逆な性質とぶつかり合って出現していきました。

さて、それには左門を取り巻く人々の「受け」の演技も必要です。下男ハーポ直助はもともと人を食ったようなキャラクターなので当たり障りのない応対をし続けますが、そんなハリボテの威厳を持った左門を兄として持ったイワ、別府裕美子さんのふるまい方。仇討ちの出発を決める、─偏屈な兄を立てながらも、突然の依頼に困惑するイエモンを前に、対立する二人の緩衝剤となって説得してゆく─、詰まった画面の中で目線が交錯し合う冒頭の場面は、別府さん由来の軽やかさに促されるように運ばれてゆきます。この兄がいてのこの妹、そしてその恋人イエモン、このキャラクターの違いと関係性の妙をズバッと軽快に画面に表せる、演出していて大変小気味良い脚本でした。

 

忙しく書いて恐縮しますが、えーと、役ひとつひとつを出演者の皆さんと工夫し合いました。

いろいろ発見していただけたら嬉しいです。

必要なことを最低限しかやってないのに、必要最低限だからこそ面白いという面白さを楽しんでいただけると思います。

─ああ! こうやって書いてきたすべては、シンプルに「“出鱈目(でたらめ)”の試み」と言ってもいいですね。笑。出鱈目(でたらめ)の語源は『マルクス四谷怪談の巻』の作りに似ています。その場その場を勢いよくいなしていく、そんな映画です。出鱈目をどうぞ楽しんでいただきたく!

で、トークショーもお楽しみいただけましたら幸いです。ぺこり。



ここでは今もまだ封建時代が続いている。

森の領主は臣下たちに小鳥狩りを命じる。その最中に姿を消した領主の弟。探索を命じられた若者は山上のいつの時代とも知れぬ城址に辿り着く。そこには異界の姫君たちが棲みついていた。女たちは領主たちとは違う価値観を持っていた。「いつまでもここに居て、あなたと話していたい気がする」。

泉鏡花の「天守物語」に似ているようでずいぶん違う怪奇幻想メロドラマ。

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『首切姫彼岸花釣(くびきりひめひがんのはなつり)2012/38min/MiniDV/スタンダード

【staff】演出:西山朱子 脚本:西山洋市、西山朱子 撮影:西山洋市 助監督:土屋圭 録音:

高島良太、黄永昌 美術:隈弥生 衣装・メイク:別府裕美子 応援:長島良江

【cast高橋美帆 前田友未 岡部尚 高橋洋 関力男 とちかねたくま 布川恵太 渡辺芙実

cast profile ────────

高橋美帆:出演『死なば諸共』(西山洋市/06)

前田友未:漫画家。ペンネーム「樫原ヨシロー」。『ベイビーアームズ』『Mr.ポストマンズ』など。映画初出演

岡 部 尚:劇団東京乾電池、ノックアウト所属。出演『姉ちゃん、ホトホトさまの蠱を使う』(大工原正樹/10) 『海燕ホテル・ブルー』・『千年の愉楽』(若松孝二/12)など

高 橋 洋:映画監督・脚本家。ジャパニーズ・ホラー映画のスタイルを確立させた立役者。監督作『旧支配者のキャロル』2012映画芸術ベストテン4位。最新作『炎の天使』は3/8に公開された。

関 力 男:監督『紅い記憶』(07)

とちかねたくま・栩兼拓磨:監督『タートルマウンテン』(09)

布川恵太:出演『INAZUMA 稲妻』(西山洋市/04)など

渡辺芙実:劇団RH+-の舞台に数本出演。映画初出演


気鋭の女性建築家・映子は、憧れだった先輩女性建築家・美子と再会した。今は職もなく生きている美子を、自分の事務所に雇ってあげる映子。そこから、美子の仕掛けた恐るべき罠が展開していく・・。怪物のような女とヒロインの息づまる心理戦を描く。久遠さやかのクールな美貌。西山朱子の圧倒的存在感。そして核弾頭・粕谷美枝──。

映画から遠ざかり、TVの世界に行っていた常本の、7年ぶりの映画復帰第一作。この後、『アナボウ』(2010)、『蒼白者 A Pale Woman』(2012)と続く。

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『蜘蛛の国の女王』2009/54min/DV/16:9

【staff】製作・監督・脚本:常本琢招 プロデューサー:北岡稔美 撮影・照明:志賀葉一

【cast】久遠さやか(『深呼吸の準備』) 西山朱子(『INAZUMA稲妻』) 粕谷美枝 佐藤幹雄 山崎和如 山田広野(声)


『蜘蛛の国の女王』について(常本琢招監督の前説

 

今回は、以前よりやりたかった「女同士の心理戦」という枠組みの映画に挑戦してみました。アルドリッチの『ふるえて眠れ』、ロージーの『秘密の儀式』、シャブロルの『女鹿』など、女同士が精神的バトルを繰り広げる一連の映画に魅せられてきた僕は、最近その種の映画が作られないことに不満を感じ、なら自分で造ってみよう、と。

 

しかし問題は、メインキャラクターに、今まで見なかったような魅力的かつユニークな「悪の女」のキャラクターを造り出したいと思ってしまったこと。現代日本映画で、説得力のある悪役なんて成立させられるのか?

 

 

『座頭市』のどれかで森雅之が演じた酷薄な盲目の金貸し(だっけ?)のように、そこにいるだけでを感じられるような秀逸なキャラクターを造れれば最高だが、難易度が高い。ならばと開き直って、戯画化された悪キャラでお茶を濁すのは嫌だ。特に女性の悪役の場合、分かりやすい「悪女=ファム・ファタール」キャラは日本映画だとパロディにしかならなくなってしまうという危惧もあって、どうすりゃいいと悩みました。(神代+酒井和歌子の一連の悪女モノはもちろんあるのですが、あのテンションの高さ、手を出すと失敗するのは、お分かりですね)

 

 

こんなときに指針になったのは、なぜか『ゴジラ』でした。理由もなくやってくる、「理不尽な暴力」を発動する圧倒的な存在にしよう、と思ったのです。今回は、精神的暴力ですが。

 

理不尽、を下手にやると『ファニーゲーム』になってしまいますが、女性はもともと理不尽な存在なので、そこに賭けて、今回はキャラクターを作ってみました。抽象的な説明で分かりにくかったら、すみません。映画を見てください。

 

そんな複雑なキャラクターを、西山朱子さんが多彩なニュアンスで魅力的に演じてくれております。感謝しております。

 

 

そして、この映画の主演女優は、久遠さやかさんです。

 

久遠さんは、岩松了の「隣りの男」という舞台を見たとき、感情の微妙な動きのニュアンスを、オーバーなアクションなしに表現できる能力を感じて、強く印象に残っている女優さんでした。その力量に比して、あまり役に恵まれていない女優さんという認識があり、今回お願いしました。

 

今回のヒロインは、理不尽な感情の暴力に翻弄されまくる、いわば「受け」がメインの、難しい役どころ。魅力を出すのにも苦労する、やりづらい役です。

 

実際に久遠さんに動いてもらうと、やはり巧い女優さんでした。しかし今回は、久遠さんが芝居の巧さを超えて、存在の凄さをにじみ出てくるのを待ちたかった。そして久遠さんは、それに答えてくれたと思います。

 

 

それからもう一つ。この映画では、久々に「自分で脚本を書くこと」を課しました。

 

商業映画でデビューして以来、僕は有能なシナリオライターたちに助けられて何とか仕事をしてきました。他人に書いてもらうことで作品が膨らむ、と信じてのことでしたが、今回は、自分が書きたいことが一体何なのか、を裸になって知ってみたかったのです。自分の力量のなさを痛感する結果にはなるだろうが、自分が「どうダメか」を知るのもよかろうと思いました。

 

 

難行苦行の末、書いたシナリオでしたが、書いてみてビックリ!Vオリ時代に自分がいろんなライターに書いてもらったシナリオと同じテーマになっていたのです。すなわち、オブセッションに取り憑かれていく女が自壊するけど、そのことが幸せ、というお話(井川耕一郎さんからはそのテーマを「ああ、ふりまわされたい」と端的に要約されましたが)。

 

結局今回も!雀百まで・・・ということでしょうか。

 

 

今回の映画の最大の功労者は、プロデューサーの北岡稔美さんです。北岡さんが映画を作ろう、と言い出したのは5年ほど前。それから、不屈の熱意で監督の尻を叩き続けてくれたとともに、現場成立までの数々の難関を乗り切ってくれました。加えて、要求レベルの高い監督についてきてくれた、中矢名男人くん以下、若いスタッフの努力にも感謝しています。

 

そして、僕が映画鑑賞者として最も尊敬する人物、「映画の神様」と尊敬してやまない広瀬寛巳氏に、20数年前に知り合って以来ようやく、スタッフとして参加してもらったのも、うれしいことの一つです。

 

 

とにかく、一本の自主映画を撮りあげました。

2009.3.4付けプロジェクトINAZUMA BLOGより抜粋